障害Call

2027年リリース予定

復旧しない障害を、
電話で担当者へ知らせる。

夜間に監視システムからメールが届いても、担当者が気づかなければ対応は始まりません。障害Callは、制御装置や監視装置から届く障害メール・復旧メールをもとに、決められた時間がたっても復旧しない障害だけを、担当者へ自動音声電話でお知らせする仕組みです。夜間・休日の障害連絡を自動化し、初動の遅れを防ぎます。ケーブルテレビ局向けに、2027年のリリースに向けて準備を進めています。

01

夜間のメールに気づけない

  • 障害メールが届いても、朝まで読まれないことがある
  • ほかの通知に埋もれて見落としてしまう
  • 「誰かが見ているはず」という思い込みが初動を遅らせる
伏せて置かれたスマートフォンの上に、夜のあいだに届いた注意マーク付きのメールがたまり、朝になって気づくイラスト
02

通知が多すぎて、重要な連絡が埋もれる

  • すぐに自動復旧する警告まで電話が鳴る
  • 台風などで大量の通知が届き、電話が鳴り続ける
  • 通知に慣れて、本当に重要な連絡を見落とす
スマートフォンとパソコンが大量の通知に埋もれ、重要な通知が1つだけ隠れているイラスト

しくみ

障害メールと復旧メールを対として扱い、未復旧の障害だけを電話の対象にします。

障害メールが届く、決めた時間だけ復旧を待つ、復旧しないときだけ電話で知らせる、という3段階のイラスト
  1. メールを受信

    制御装置・監視装置から届く障害メール・復旧メールを受け取ります。

  2. 復旧を待つ

    決められた時間内に復旧メールが届けば、電話はしません。

  3. 電話で知らせる

    未復旧の障害をまとめ、発報先へ順番に自動音声で電話します。応答がなければ次の担当者へ進み、決められた回数まで繰り返します。

  4. 了解と記録

    電話で「1」を押して了解。誰に・いつ・どの結果だったかを記録します。

読み上げの例(自動音声)

「こちらは障害初動連絡システムです。複数の未復旧障害があります。現在、未復旧の障害は3件です。主な対象は、○○地区、△△地区です。詳細はメールをご確認ください。了解した場合は1を押してください。もう一度聞く場合は2を押してください。」

  • 1了解(記録に残ります)
  • 2もう一度聞く

障害Call自体が止まっても、気づける

電話の処理が止まったり滞ったりしていないかを内部で見守り、さらに別の環境からも障害Call全体の稼働を確かめています。異常があれば、電話とは別の経路で当社の担当者へ通知し、すぐに確認します。

局ごとに決められること

電話をかける条件や順番は、局の体制や設備に合わせて導入時に決めます。

設定項目説明
復旧待機時間障害メールの受信後、復旧メールの到着を待つ時間。すぐに自動復旧する警告では電話しません
再発報の抑止一度電話したあと、追加の障害で続けて電話が鳴らないようにする待機時間
発報先と順番電話をかける担当者と、その順番。応答がなければ次の担当者へ進みます
繰り返しの回数誰も応答しない場合に、発報先の一覧を何周までかけ直すか
電話での操作ボタン操作で「了解」と「もう一度聞く」を選べます。対応開始などの詳しい状況は電話では扱いません

※設定内容は、局ごとに導入時の「導入設定書」で決めます。具体的な値は、ご相談の際にご案内します。

提供しない範囲

障害Callは自動で電話連絡を行う仕組みです。次の業務は、局または保守事業者の業務範囲として対象外です。

  • 制御装置の障害原因の調査
  • 復旧作業・遠隔操作・現地への出動
  • 24時間の有人監視・電話受付の代行
  • 障害の詳細を長期管理する台帳の代わり

導入の進め方

  1. 設定情報の確認

    導入設定書で、局の情報、メールの例、発報先、発報条件を確かめます。

  2. 試験導入(PoC)

    メール受信、復旧待機、自動電話、了解操作を確かめます。

  3. 初号局への導入

    局ごとの設定、局コードの判定、発報履歴の保持を含めて導入します。

  4. 複数局への展開

    局コードと専用メールアドレスで、ほかの局へ広げます。

よくあるご質問

障害メールが届くたびに電話がかかってきますか?

いいえ。障害メールの受信後、決められた時間内に復旧メールが届いた場合は電話しません。短時間に多数の障害メールが届いた場合も、未復旧の障害をまとめて1回の電話でお知らせします。

障害の原因調査や復旧作業もしてもらえますか?

いいえ。障害Callは「気づく」「電話で知らせる」「発報の記録を残す」ことに集中した仕組みです。障害の詳細は、既存の制御装置・監視装置(Zabbix等)でご確認ください。24時間の有人監視や電話受付の代行も行いません。

別の局の障害で電話がかかることはありませんか?

局ごとに専用の通知受信用メールアドレスを用意し、メール内の局コードと照合して一致した場合のみ発報を判定します。一致しない場合は自動では電話せず、確認対象として扱います。

電話の記録は残りますか?

誰に、いつ、どの内容で電話し、どのような結果だったかを発報履歴として保持します。メール本文は解析の確認用に短い期間だけ保持します。保持する期間は、導入時に決めます。

障害Call自体が止まったら、電話が来ないのではありませんか?

障害Callは3層で見守ります。電話の処理が止まったり滞ったりした場合は内部の監視が検知し、障害Call全体が応答しない場合は別の環境からの監視が検知して、どちらも障害Callとは別の経路で当社の担当者へ通知します。通知を受けた担当者が原因を確認し、必要に応じて手動での連絡や再処理を行います。

いつから利用できますか?

2027年のリリースに向けて、設計・検証を進めています。機能や対象範囲は変わる可能性があるため、導入をご検討の際はお問い合わせください。

現場の知見

障害時の初動連絡を考える前に、確かめておきたい観点をまとめています。

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