Access製の在庫管理を見直すときの確認点

昔作ったAccessの在庫管理が今も役立っている一方、担当者の退職や拠点の増加で運用が苦しくなることがあります。画面の古さだけで作り直しを決めず、在庫数が合わなくなる場面から見直します。
この記事のポイント
- 画面の古さではなく、在庫数が合わなくなる場面(入荷・出荷・返品・棚卸調整)から見直す。
- 複数担当者の同時更新、締め後の訂正、ネットワーク切断時の扱いを実際に試す。
- 少人数・一拠点なら修正や分割で足りることも。移行する場合は棚卸時点の数量と照合してから切り替える。
在庫数の決まり方を確認する
入荷、出荷、返品、棚卸調整のどの操作で数量が変わるかを追います。商品コード、保管場所、ロットやシリアル番号の要否も確認します。画面上の現在庫と、元になる入出庫履歴の差があるなら、どの時点でずれたかを調べます。
同時利用と締め処理を試す
複数の担当者が同じ商品を更新したとき、数量が上書きされないか。締め後の訂正や過去日付の入力がどう扱われるか。処理速度だけでなく、業務のピーク時やネットワークが切れた場合も確認します。共有方法が実態と合わないと、ファイル破損やデータの不一致の原因になります。
残す機能と変える機能を分ける
一拠点で少人数が使う場合、Accessの修正やデータと画面の分離で十分なこともあります。多拠点でリアルタイム共有し、他システムとの連携や履歴管理が必要なら、Webシステムや専用サービスを比較します。必要な機能、移行する履歴、月次の帳票、現場の入力手順を先に決めます。
数字が一致してから切り替える
移行先を選んでも、商品マスターと入出庫履歴をそのまま移せるとは限りません。重複コードや負数在庫を洗い出し、棚卸時点の数量と移行後の数量を比較してから本番を切り替えます。
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